こんにちは、カッヅです。
今回は、私が育児休業を取得した感想についてお話しします。
育休の取得については賛否両論あると思いますが、この記事では私が素直に思ったことを書きます。
結論、育休取ってめちゃくちゃ良かったし、取るか迷っている人がいるなら絶対に取るべきです！
私の場合は2か月間のみではあったのですが、この2か月はデカかったです。もっと長い期間取るべきだったなとも思います。
子どもへの愛情が湧き出る
育休を取って良かった点の一つ目は、育児休業を取得して子どもとたくさん触れ合うことで、子どもへの愛情が湧き出てきたことです。
日々のお世話や遊びの中で、だんだんと愛おしい存在に思えてきました。
”かわいい”ではなく”愛おしい”という感じです。
正直なところ、私は子どもという存在が苦手でした。
赤ちゃんであればまだ言葉を用いたコミュニケーションできませんし、話せるようになったとしても精神が成熟していないので凄くわがままだったり大声出してみたりと、すごく疲れるなと思っていました。
自分の子どもと触れ合っていて実際にそういう苦手なところもありますが、想像よりは気にならなくてびっくりしています。愛おしさが勝っているんだと思います。
子どもからの言葉がなくても、私を見て笑ってくれたり抱き着いてきてくれたりするので凄く懐かれていることはわかりますし、さらに愛情が出てきます。
子どもの世話を妻に押し付けて仕事ばかりしていたら、子どものことを愛おしいと思うこともなく、子どもから好かれることもなく、今のような仲のいい家族関係は築けていなかったんだと思います。
子育てはとても大変ですが、やった分だけ自分も幸せになれると思いました。
子供の成長を目の当たりにできる
良かった点2つ目は、子どもの成長を目の当たりにできることです。
子どもは成長著しいとはよく言いますが、すごいです。
言葉で聞けば「そうだろうな…」という感想で終わるのですが、実際に目の当たりにすると「すごすぎる…！！！」となります。
特に0歳児の成長は驚くほど速く、日々の変化に驚かされました。
昨日できなかったことが今日にはできるようになっています。
特に印象に残っているのは追視（目で物を追いかける）ができるようになった瞬間です。
赤ちゃんをあやすために目の前でおもちゃを動かすのですが、気づいたらおもちゃを追視して笑っていました。
よくわからないけど感動します。マジですごい。すごいしか言えない。
定番だと立てるようになった瞬間とか、パパママとしゃべり始めた瞬間とか感動ポイントいっぱいあるんですけど、当事者になると思っていたよりも感動します。
育休取ったり、仕事に復帰後も子どもとたくさん関わることで得られる感動だなと思いました。
子育ての大変さが理解できる
良かった点3つ目は、子育てがどれだけ大変かを身をもって知れたことです。
個人的には、これが育休を取って一番得られたものだと思います。
昭和的な発想だと、男が仕事で稼いで女が子育てと家事をするのが一般的で、金を稼いできている男の方が偉いという価値観があると思います。
いわゆる「誰の稼ぎで飯が食えると思ってんだ！！」ってやつです。
今の私からすると、なんで昔の日本はこんな価値観だったんだろうと思ってしまいます。
仕事も大変ですが、子どもの世話も同じくらい大変です。
生まれたばかりの頃は、少なくとも3時間おきに起こされて赤ちゃんにミルクをあげないといけないし、ハイハイして動き回れるようになると、怪我したりとか変なもの食べて窒息しないように見張らないといけません。
子どもが成長するにつれてやることは変われど、ずーーっと子どもにつきっきりで、子どもが寝るまで親に自由な時間が来ないのは変わりません。家事もできません。
自分の時間も睡眠時間も体力も精神も全てを削られます。
タバコ休憩とか行ける仕事の方が楽な気がしてきませんか？
これだけ大変なことが分かると「男は仕事で頑張っているけど、妻は家で子どもと遊んでいるだけ」とか言えないですよね。
むしろ自分も積極的に子育てやらなきゃとなります。妻だけに任せておけないとなります。
子育てがどれだけ大変かを妻と分かち合うことができるのも、育休取って何か月もガッツリと体験したからだなと思います。
