都民のためのお手軽温泉旅行(甲府編)

こんにちは、カッヅです。

日々の生活に疲れた時、ふと温泉に入りたくならないですか?

今日はそんなあなたのために、東京から電車やバスだけでサクッと行けてしまう温泉を紹介したいと思います。(車運転しないとなると、移動中からビール飲めるのもGooD!)

それはズバリ「甲府」です!!

※今の時期の旅行は、感染症対策を十分に行いましょう。

ほぼ当日に決めた旅程

おきぽ
はぁ〜〜今日も仕事疲れた〜
カッヅ
じゃあ温泉行こうぜ

このくらいの軽いノリで決まった温泉旅行ですが、せっかくなので一泊二日で行くことにしました。実際の旅程はざっくりこちら。

<1日目>
出発(10:30):特急あずさ(立川→甲府)
温泉(14:00):国母温泉
温泉(15:00):新遊亀温泉
宿泊(16:00):ドーミーイン(甲斐路の湯)
夕飯(19:00):奥藤本店
<2日目>
昼食(12:00):小作
温泉(13:00):足湯(石和温泉前)
温泉(14:00):石和名湯館 糸柳(石和温泉)
帰宅(16:00):高速バス(甲府→新宿)

見切り発車の温泉旅行だったので、宿は当日に予約して、入る温泉は移動中に決めました。このくらいの勢いも大切かも?

ちなみに移動+宿泊で一人当たり1万円切ってます。超お手軽。

移動手段

甲府へ行くなら電車かバスのどちらかを選ぶことになると思います。

高速バス

個人的には高速バスが一番オススメかもしれません。

値段は2,000円程度。2時間バスに揺られていれば着きます。寝てたら一瞬です。

電車(特急)

特急あずさに乗って甲府へ行きます。これが一番快適。

値段は3,500~4,000円程度。都民であれば、新宿or立川or八王子から乗ることになると思います。1時間半くらいで到着します。

電車(在来線)

あえて在来線での移動をする人は修行僧かもしれません。

値段は2,000円程度。移動に3時間近くかかります。バスと同じ金額なのに+1時間はきついです。

最高の温泉たち

足湯も入れると5つの温泉に入っていました。堪能しちゃいました。

ちなみに、今回入った温泉は全てアルカリ性らしく、透明だけどトロトロで、お肌すべすべになっちゃいました。

国母温泉

甲府駅についてまず向かったのは国母温泉です。

温泉ってよく調べてみると、加水をしてあったり、濾過して循環させているところが結構多いです。(源泉が熱すぎて加水していたり、源泉の量が少なくて循環させていると言った事情があったりするようです。)

でも国母温泉と新遊亀温泉については、湧いて出てきた温泉をそのまま湯船へ注いでいます。なんとも贅沢。源泉も45℃くらいで、少し熱いですがいい感じです。

しかも、湧出量も多いので循環させなくていいのです!常に浴槽からお湯が溢れ出ていました。

国母温泉は町の銭湯といった感じで、430円で入れてしまうのは正直ヤバすぎました。甲府に引っ越そうかと思いました。(笑)

新遊亀温泉

国母温泉の次は新遊亀温泉(“しんゆうき”と読むらしい)へ行きました。

あまりリサーチしてなかったので行ってから気付きましたが、国母温泉と同じ種類の温泉でした。(モール泉というらしいです。あまり詳しくないですが、植物性の有機質を含む温泉とのこと。)

同じ種類の温泉じゃ〜ん、と、内心別の温泉にすれば良かったかなと思いながら体を洗い始めると、シャワーの様子がおかしいことに気付きます。そうです、シャワーからも温泉が出てきました。

甲府レベルになるとシャワーからも温泉が出るんだ…とビビりましたね。

ちなみに、地元のおじいちゃん、おばあちゃんがたくさん入りにきていました。若い人は1人もいませんでした。(笑)

こちらも430円で入れるので気になる人は是非。

ドーミーイン(甲斐路の湯)

ホテルの温泉も結構良かったです。

清掃がすみずみまでされており、その時点で気持ちいいです。ビジネスホテル特有の清潔感って感じです。

浴槽は町の銭湯よりも圧倒的に広くて、快適ですね。露天風呂からは星がきれいに見えました。

サウナもついており、水風呂の温度は少し低めの14℃でした。ととのいました。

私が行った時は、素泊まりで一人4,000円ととても安かったです。

日本全国展開する「ドーミーイン」がご提供するのは、至るところに心配りを施した、わが家の感覚のビジネスホテル。心も体もリフ…

足湯(石和温泉前)

富士の国やまなし観光ネットより引用
https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/stay/p5_5078.html

二日目は、甲府から2駅となりの石和温泉駅(“いさわ”と読むらしい)へ行って、石和温泉を楽しみます。

駅前に足湯があるので、まずはそこから入ります。

まぁ…普通に気持ちいいですよね。

でも驚くのは足湯から出た後です。次の温泉に行こうと歩き出すと、足がめちゃくちゃ軽いです。足に羽が生えたかのように軽いです。

無料なので是非入ってみてください。

石和名湯館 糸柳(石和温泉)

2日目メインの目的である、石和温泉に入りに行きます。

町の銭湯ではなく、リッチさを求めて旅館の日帰り温泉を探していると、駅からすぐ近くにいい感じの旅館がありました。糸柳です。

フロントの担当の方がわざわざ温泉の場所まで案内してくれる親切さ。館内もとてもきれいで、普通に泊まりに来たくなりました。次回来ようかな…

糸柳 公式HPより引用
https://www.itoyanagi.co.jp/hotspring/bath/

温泉はというと、敷地内から湧いている温泉を引いてきて加温しているようでした。源泉温度がちょっとだけ低いようです。

でも、源泉掛け流しで、常に湯船から温泉はあふれ出ていますし、こちらもアルカリ性のトロトロな温泉で、めっちゃ気持ち良かったです。露天風呂は開放感も凄かったですよ。

食事

スーパーが19時には閉店するという早さで、甲府では日の入りとともにみんな寝ているのかなと思いました。(私の地元も似たようなものですが)

ホテルで晩酌用のおつまみはスーパーで買えず、泣く泣く成城石井で買いました。

食事処は甲府駅前に固まっていて、少し離れるとお店がかなり少ない印象でした。今回の食事は駅前で全て済ませました。有名店かと思いますが、2店紹介します。

鳥もつ(奥藤本店)

鳥もつ煮とても美味しいです。元祖らしいです。無限に酒が進みますね。

鶏天も美味しかったし、蕎麦も美味しかった。

駅前でめっちゃ目立つところにあります。

ほうとう(小作)

山梨といえばやはりほうとうですよね。今回は冬季限定の牡蠣ほうとうをチョイスしました。

こちらのほうとうですが、ほうとうの麺よりもカボチャやジャガイモがごろごろとたくさん入っていて、めちゃくちゃお腹いっぱいになります。満足。

温泉旅館に泊まるのはマストではない

温泉旅行となると、温泉旅館に泊まらねばと思う人も多いと思います。

ただ、甲府ではビジネスホテルに泊まって、周りの温泉に入りに行くのが結構ありかなと思いました。

というのも、甲府は全然温泉街っぽくない….個人的には、温泉街まで楽しみたい時は、ちゃんと温泉旅館に泊まりたいかなって感じです。でも、今回は温泉だけでいい!って時は温泉旅館じゃなくてもいいと思っています。

石和温泉も正直全然温泉街っぽくないです。何も知らずにきたら、温泉があることも分からずスルーしてしまいそうです。

それに、温泉旅館ってちょっと敷居高くないですか?金額的も、雰囲気的にも…

ビジネスホテルの方が気が楽という人も多いと思うので、あえて温泉旅館に泊まらない選択肢も全然ありだと思いますよ!

温泉旅行は欲張らないことが大切

温泉旅行に行く人みんなに伝えたいことがあります。それは、欲張らないことです。

せっかく遠くにきたからと言って、温泉全部に入らないと行けない!名物も全部食べる!観光地も全部回る!とやたら気合入れていませんか?

こんな人は、翌日の仕事中に「なんか疲れたな….」となってしまいます。平日に温泉旅行の疲れひきづってたら温泉にいった意味ないですよね?

温泉宿でだらだら過ごすのも良いですし、朝は早くおきなくてもいいです。

温泉旅行では自分を甘やかしまくってください。