社畜にならないための心構え7選

みなさん社畜ですか?

私は社畜に片足を突っ込んでいる気がしますが、どっぷりと社畜にならないための考え方について7つ書いていきたいと思います。

世の中には死ぬほど働きたい人もいると思います。スタートアップの経営者のように、自分でビジネスを作り上げて後世に名を残すぞ!という人や、人生を仕事に捧げることを決意している人なら、一日24時間働いても良いと思います。

ただ、大半の人は生きていくために働いていると思いますが、そんな人たちが、長時間残業や過労死、うつ病などの問題直面するのは違和感を感じます。

いわゆるホワイト企業で働いている人は気にしなくても良いかもしれないですが

今一度自分と会社の関係性について考えてみるのも良いかもしれません。

※こちらの本を参考にしました。

やりがいにとらわれない

やりがい搾取という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。労働者に対してやりがいを強く意識させ、本来払うべき報酬を安くしてしまうことです。

ざっくりですが、労働というのは経営者に対して労働者が労働力を提供し、対価として給料を貰うことを指しています。

決してやりがいを貰うために働いている訳ではありません。やりがいがあってもパンは買えませんし、お酒も飲めません。やりがいは対価ではないです。

辛かったら逃げ出せばいい

今あなたがどんなに好きな仕事をしていたとしても、辛い瞬間はあるとおもいます。

例えば、仕事で大きなミスをしたり、職場の人間関係がうまくいかなかったり、会社の方針が自分が良いと思うものと反対だったり

辛いことがあった次の日は正直出社したくないですよね。そんな日は休んでいいと思います。

体調がとても悪くて熱が40度もあればみんな休むと思いますが、精神的に疲れたり病んでいる時も休むべきだと私は思います。

他人から自分の心の状態なんて全く分からないので、自分の心を守れるのは自分だけです。

休んだら会社に迷惑がかかる!と思う人はこう考えてみてはどうでしょう。

「今日私が休まず働いたせいで、心が壊れて会社を辞めることになった方が迷惑がかかる」と。

そもそもですが、自分1人が数日休むくらいでガタガタになる会社は、組織としてまずいのでは?

従業員視点を持ち続ける

自己啓発書を読んでいると、経営者でなくて「経営者視点を持ってはたらけ!」と書いてある本を見たことはありませんか?私は働いていて実際に言われたこともあります。

経営者視点ってそもそもなんですかね?経営者の利益を最大化することを考えた時に、労働力は安ければ安いほどいいということになります。従業員一同は、経営者の視点を持ってサービス残業しまくればいいんですかね??

そもそも、どんなに経営者目線を持ったところで、従業員は結局従業員です。本当に「経営者目線」を発揮して、会社の経営戦略を自分で考えて、それを社長に伝えたとしても、相手にされるようなことはないでしょう。経営者は、従業員が自分の利益になる行動をとってくれることは歓迎しますが、本当の意味で経営に口出しをしてほしいと思っているわけではないのです。

結局「(会社に都合のいい)経営者視点をもて」ということなのです。

会社は取引先と考える

上でも書きましたが、我々従業員は労働力を提供する対価として経営者から給料をもらっています。本来この関係は対応なはずです。考え方としては、私たちがサービスを受ける対価としてお金を払うのと何ら変わりないです。

この対等な関係において、どちらかが一方的に相手を服従させたり、命令に従わせるようなことはありえません。我々が、労働力を提供しているにもかかわらず適切な対価をもらえなかったり、サービス残業を強要されることはおかしいです。そんなことがあれば、労働力を提供するという取引はやめになり、転職という選択肢が見えてきます。

自分の労働市場価値を客観的に知っておく

突然ですが、みなさん引っ越しはしたことありますが?引っ越しをする時、各引っ越し業者に見積もりを貰って、安い業者を選ぶのが一般的かなと思います。普段の買い物でも、お店によって値段が変わるような商品であれば、いろいろ吟味しますよね。

ではあなたは働く会社を吟味していますか?言い換えると、あなたは自分の市場価値を知っていますか?A社では年収400万だったのに、B社だと年収500万もらえるかもしれません。

本当は年収500万円もらえるだけの市場価値があるにもかかわらず、400万円で働かされているなんてことは良くある話だと思います。ただ、自分の市場価値が年収500万円あるということは、今働いている会社で盲目的に働いているだけでは一生わかりません。

自分の市場価値を知っていれば、今働いている会社に見切りをつけてもっと待遇のいい会社へ転職しようという選択肢が生まれます。また、今の自分の市場価値が低いとわかれば、市場価値が上がるスキルを手に入れて、年収をあげようといった思考にもつながるかもしれません。

負債を負わないようにする

社畜にならないためには、負債を追わないことが大切です。会社への依存度を下げましょう。

「会社をクビになったら生きていけない…」みたいな人は、多少会社から無理を強要されても断ることはできないでしょう。こうなってしまえば、経営者と従業員の間に上下関係ができてしまいます。社畜化が進みます。

では、会社をクビになっても困らないくらいのお金を持っていたらどうでしょうか。上司に理不尽な要求をされても言い返せるのではないでしょうか。

例えば、負債の代表例としては住宅ローンが挙げられますね。少なくとも何千万という借金を返し終わるまでは社畜でいるしかありません。上司の言うことも何でも聞かないといけなくなります。

負債は少なく生きましょう。

自分の価値観を大切にする

日本人の価値観として、「協調性が大切」みたいなのありません?「仕事をする能力」よりも「空気を読む能力」のほうが重要みたいな組織たくさんありませんかね。

全員が協調性がなさすぎたら意見が一向にまとまらないし、ある程度は必要と思いますが、それにしても同調圧力が強いと感じる機会がたくさんあります。

周りのみんなが残業していたら、自分の仕事が終わっていても無駄な残業をしないといけないんですかね?みんなが行っているから行きたくない飲み会に行かないといけないんですかね?そんなことはないはずです。

もっと自分の価値観を大切にして、自分が何をしたいかを考えて行動できるようになるといいですね。勇気を持ちましょう。。