【黒歴史】仮面浪人はやめとけ(失敗談)

こんにちは、カッヅです。

みなさん黒歴史持ってますか?

私はたくさん持っているのですが、その中の1つである仮面浪人していた話を本日は披露しようと思います。

仮面浪人とは

そもそも仮面浪人って知っていますか?

簡単に言うと、大学に通いながら別の大学の入学を目指して勉強している受験生のことを指します。

仮面浪人は全くお勧めしないですし、やめた方がいいです。という話を自分の体験談を交えて書いていきます。

第一志望校に落ちた

私は某国立大学の薬学部を目指して勉強していたのですが、残念ながら落ちました。

滑り止めの大学もなく、後期受験でなんとなく面白そうという理由だけで選んだ別の大学の理学部へ行くことになります。

私の楽しいキャンパスライフが始まるかといえば、そんな簡単に始まることはありませんでした。

第一志望に落ちた詳しい話はこちらにまとめましたので、よかったら読んで下さい。

親の圧力

私は一人っ子で、体もそんなに丈夫な方ではなく、親にいろいろ心配をかけながらも生きてきました。

そんな背景もあってか、たぶん他の家庭の子供よりも過保護気味に育てられたように思います。

そして、いつからか親には将来働くなら公務員か薬剤師がいいぞとことあるごとに言ってきました。

特段やりたいこともなかったので、とりあえず薬剤師目指してみるか~と思って高校三年間受験勉強をしていたのですが、いざ受験に落ちると、浪人してまで薬剤師を目指さなくてもいいなと思ったのが正直なところです。

それでも、「国家資格があれば職に困ることはないから」とか「薬剤師なら室内で働けるし、他の仕事に比べて身体的な負担も少ない」と親に言われ、浪人してでも薬学部へ行くことを強く進めてきます。

まぁ…言いたいことはわかるのですが、もうこれ以上勉強したくなかったですし、浪人しても合格する気がしませんでしたし、来年もっとプレッシャーがかかるのが嫌でした。

そんな感じで自分の進路について親とはめっちゃ言い合いになったのですが、最終的に仮面浪人するということで話がまとまりました。

仮面浪人の苦しみ

そして、4月から私の仮面浪人生活が始まります。

実家から大学が遠かったので一人暮らしをすることになったのですが、流石に一人で頑張れないだろうということもあり、東進衛星予備校に通いながら大学に通う生活となりました。

大学は地方の国立大学ということもあり、そこを第一志望として受験している人も大勢いたので、周りは浮かれ放題飲み放題といった感じだったのですが、私は翌年の受験勉強をしているので、そういった人達とは少し距離を置いていました。

もともとあまり興味もなかったですが、サークルも入りませんでした。

とはいえ、来年ももしかしたらこの大学に残るかもしれないので、授業はちゃんと出ていたし、友達ともまったく遊ばないということはなかったです。

でも、友達と遊んでいても心のどこかで受験勉強のことが頭をよぎり、遊んでいるのに楽しみ切れていない自分がいました。

受験放棄

そんな生活を続け約半年が経ちました。

ここで私は、センター試験の受験の申し込みを忘れるという大失態をやらかしてしまいました。(笑)

今だからこそ笑い話にできますが、当時は「マジでやっちまった…」と思いました。親にも超怒られました。

でも、それ以上に「もう薬学部に行かなくていいな」と安心している自分もいました。

一人暮らしをしていて親から物理的にも離れているし、薬学部の呪縛からも解放された瞬間でした。

この時の解放感は半端なかったです。

このブログ親には見せられないですね(笑)。

この時から、自分の人生は親じゃなくて自分で決めるぞと強く思うようになりました。

言うまでもありませんが、その後の大学生活は超楽しかったです。

本気でやるなら浪人生になろう

私の仮面浪人生活の話はいかがだったでしょうか。

私はあまり薬学部へ行きたいという意思がなかったので最終的に理学部へ行っても楽しかったのですが、本気で薬学部を目指したいという人であれば浪人生となってもう1年頑張って勉強しましょう。

大学に入ればわかりますが、浪人生とかたくさんいます。私が行った学科では1/4くらいが浪人生だった気がします。

むしろ、浪人生同士で話がはずんだりして、友達ができやすいかもしれません。

というか、普通に3浪くらいいますし、周りの人はそんなに気にしてないです。一番気にしているのは自分自身です。

第一志望校に行かなくても幸せ

もしかしたら「私だから」かもしれませんが、第一志望校に行けなくても全然幸せです。

医者や薬剤師といった大学に行って国家資格を取らないといけないような職業に就きたいのであれば、受験勉強を頑張って合格するしかないです。でも、特にやりたいことも決まっていないのであれば、合格できた大学に行くのがいいと思います。

高校生では、社会がどうやって回っているかもわからず、自分が知らない職業や会社もたくさんあります。

頑張って高校生のうちに自分の将来のことを決めなくてもいいです。とりあえず大学生になってから、いろんなことを知って、最終的に何になりたいか考えるのがいいのではないかと思います。

それに、第一志望の大学に行けたからと言って、自分のなりたい職業に就けるかは別の話です。東大生が全員無条件で大企業に入れるわけではありません。

ちなみに私は美味しいものを食べている時が一番幸せなので、学歴とかどうでもいいですし、他人の学歴も気にならないです。

自分よりも学歴が低い人のことを見下している時が一番楽しいのであれば、第一志望校に行く価値はあると思いますが、そんな人間にはなりたくないですねー。